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第五回福井県空手道選手権 大会成績 |
競技内容 |
順位 |
氏名 |
支部・道場 |
一般男子組手競技
体重無差別によるトーナメント制 |
優勝 |
前田 誠 |
福井支部鯖江道場 |
準優勝 |
宍戸 新 |
石川支部 |
3位 |
前野 孝雄 |
福井支部武生道場 |
4位 |
福澤 貴春 |
長野支部 |
5位 |
西本 宗平 |
大阪東支部 |
6位 |
島 一生 |
石川支部 |
7位 |
吉野 伸一 |
大阪東支部 |
8位 |
堂前 伸城 |
石川支部 |
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第1回福井支部少年少女チーム対抗戦 大会成績 |
競技内容 |
順位 |
チーム名 |
氏名 |
少年部による団体戦・リーグ戦の部 |
優勝 |
臥龍 チーム |
先鋒 阪田将輝
中堅 福島陽司
大将 渡邊友喜 |
準優勝 |
三戦 チーム |
先鋒 伏木廉太郎
中堅 玉川雄涼
大将 塚谷早英 |
3位 |
撃砕 チーム |
先鋒 増田凌也
中堅 田中祐輝
大将 五太子翔 |
少年部による団体戦・トーナメントの部 |
優勝 |
天掌 チーム |
先鋒 田中稜大
次鋒 山本龍太郎
中堅 高嶋秀樹
副将 山本万
大将 黒田恋太郎 |
準優勝 |
観空 チーム |
先鋒 堀達也
次鋒 田中義朗
中堅 山川祥平
副将 中津素史
大将 宇野力樹 |
3位 |
最破 チーム |
先鋒 中村丈
次鋒 杉本光紀
中堅 三浦優津希
副将 川辺智也
大将 塚谷太基 |
4位 |
十八 チーム |
先鋒 古川太一
次鋒 三武弘明
中堅 田中浩大
副将 石川智大
大将 小林真之 |
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大会総評 |
2005年5月15日(日)に第五回福井県空手道選手権を福井県営体育館にて開催した。
実力伯仲のため1回戦から好試合が多く、激戦となった。その中から勝ち上がってきた選手8人による準々決勝戦第1試合。前野は昨年(平成16年)の第13回福井県交流試合上級の部優勝者。対する西本は16歳の高校生で体重60kg弱と小柄であるが今年4月に東京体育館で開催された国際青少年大会でも活躍し、今大会2回戦では色帯とはいえ20kg以上の対格差のある一般部相手に技を効かせた上で判定勝ちをしている。間合いの操作が巧く序盤前野の技がなかなか当たらない。しかし、1、2回戦での体力消耗が大きく前野が徐々に間合いを詰め中段にダメージを与えていき西本の足を止めて勝利した。続く島対宍戸。足を使って回り込む島に対しじっくりと構え間合いが詰まったところで威力のある下段蹴りと下突きでダメージを与えていく宍戸。徐々に足への攻撃が効き始め島は防戦一方となり宍戸の判定勝ち。Cブロック、110kgの堂前が70kgの福澤を一気呵成に攻めていく。前半押されぎみの福澤だったが足を使って回り込みを使い、堂前が追いかけてくるところを正拳突きの連打で迎え撃つ。福澤の連打は、体重40kg差をものともせずに本戦引き分け。延長に入ると、疲労からか堂前の動きが鈍り始め後半にはほとんど技が出ない、対する福澤は攻撃に勢いがつき堂前を圧倒する。体重判定に持ち込むことなく福澤が勝ちを収めた。第4試合38歳ながらも吉野は恵まれた体格を巧く使い相手にかぶせていくような下段蹴りと下突きでここまで勝ち上がってきたが、11歳若く体力でも上回る前田のパワーの前には分が悪い。徐々に後退が目立ち終盤には下突きで技ありを奪われ敗退。続いて準決勝戦。前野はフットワークを使い回り込みながら外からの下段、中段回しと逆突きで宍戸のパワーを封じる作戦に出る。フットワークを使われやりにくそうな宍戸であるが、間合いの詰まった瞬間をねらって強烈な下段蹴りを当てていく。一進一退の攻防が続いていたが、本戦終盤、前野がバランスを崩したところを一気に宍戸が攻め込み場外へ押し出す。これがポイントとなり本戦で宍戸が勝利した。次の第2試合。これまで粘り強い組手を展開していた福澤だったがここへきて激戦の疲れが見て取られる。前田は1回戦シードから始まり、その後2試合とも本戦で勝ち上がってきたため余裕があるように見える。福澤、必死に突きの連打を繰り出し前田を止めようとするが前田の前進する勢いは止まらず5−0で判定勝ち。第3位決定戦。前野が積極的に突きから上段回しへと繋いで攻め立てるが福澤は落ち着いて捌きながら回り込む展開となる。本戦では差がつかず延長戦となり、ここで疲れの見え始めた福澤に前野は下段、中段に技を集め福澤の動きを止めた。判定は前野にあがり第三位が決まった。決勝戦。両者ともに力強い組手をするもの同士、激戦が予想された。予想通り双方とも試合開始とともに積極的に間合いを詰め下段蹴りと下突きの応酬が始まった。しかし途中から急に宍戸の動きが鈍り、その瞬間を逃すことなく前田が下段蹴りを叩き込む。ここまでの試合で下半身にダメージが蓄積されていた宍戸はこらえきれずにダウン。必死に立ち上がろうとするがダメージは大きく、すぐに立ち上がれず、決勝は劇的な一本勝ちで締めくくられた。今大会は実力者ぞろいでいろんな個性のある組手が見られ内容の濃い大会であった。また、同時開催で福井支部内の少年部による団体戦が試みられそれぞれ、リーグ戦の部とトーナメントの部に分かれて交流を行った。なかなか試合に出る機会のない初級の子供たちも楽しそうに仲間を応援し、試合をして行く中で目に見えて技が上達していった。将来の空手界を支えて行く人材に育ってもらいたい。 (福井支部) |
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大会写真
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開会式 |
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決勝戦(前田vs宍戸) |
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3位決定戦(福澤vs前野) |
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少年少女対抗戦 |
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少年少女対抗戦 |
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表彰式 |
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一般男子組手競技
優勝 前田 誠 |
入賞者集合写真 |
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国際空手道連盟極真会館 福井支部
Copyright 2004 by
IKO Fukui All right resaved.
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