国際空手道連盟極真会館 福井支部
極真会館南米地区連盟総責任者(磯部清次師範)による特別稽古指導
 12月4日(月)福井本部道場にて磯部師範の特別稽古指導が開かれた。
 全日本大会およびグラウベ選手のK−1出場の為来日された機会に特別に時間を割いて下さり、今年3度目の機会をいただいた。
 今回はちょうど本部道場の稽古日と重なった為、少年部のクラス、一般のクラスともに指導していただいた。
 少年部のクラスでは基本にじっくりと時間をかけていただいた。
 丁寧に子供に分かりやすく説明した上で、全て30本ずつ号令をかけ気合をいれるように指導下さりこの日の少年部の稽古は終了した。
 続いて一般クラスの稽古。時間が限られていたため、まず基本については正拳中段突きを300本、上段前蹴り100本上段回し蹴り200本を行い続いて移動稽古に移った。
 今回は黒帯茶帯が多かった為、回数をこなす事に重点をおいて指導されていた。
 前屈立ちから突き蹴りの移動からはじまり、後ろ回転の移動、後ろ回転からの屈伸蹴りと続き、組手立ちの移動に移った。正拳、下突き、鉤突きを組合わせた6本突き、片足での回し蹴り裏回し蹴りのコンビネーション、5本蹴りなどを参加した一般道場生全員が号令を掛け、出来るだけ多くの回数をこなしていった。
 当日は冬型となり今年一番の寒さであったにも関わらず全員汗だくとなり、磯部師範からの檄を受け必死で号令についていった。
 追加で座高突きと座高蹴りを30本ずつ行ったあと正拳突きと前蹴り回し蹴りで締め、この日の稽古を全て終了した。
 途中、号令についていけない者がいると師範から厳しい叱責もあったが師範自ら同じ稽古をされているので皆納得しながらその言葉を噛み締めていた。まさに身を以って示していただいた稽古であった。一般部に混じり少年部も3名参加をしていたが少年部の稽古とはまた違ったものを感じとってくれたに違いない。
 稽古の後には茶帯黒帯のメンバーとともに食事をする時間をいただき、いろんな話を聞かせていただいた。グラウベやテシェイラがどんな稽古をしているか。選手としてどんな稽古が必要か。少年部の指導方法。師範自身怪我や病気で辛かった事は。大山総裁の運転手時代のエピソードなど磯部師範のお話は大変に興味深く師範が話されているときには全員が食い入るように聞き入っていたのが印象的であった。1時間半の稽古と2時間半の懇談はあっという間に終わり解散となった。最後に師範から来年は世界大会でもあるので福井の選手とブラジルの選手がいずれ世界の舞台で戦えるように皆が指導と稽古に頑張るようにと、また来年以降も時間があればみんなと一緒に稽古をしたいとの言葉をいただいた。磯部師範の激励に応えられるようみんなで頑張って行きたい。
                                                   極真会館福井支部
磯部師範による特別稽古指導の様子 磯部師範による特別稽古指導の様子 磯部師範による特別稽古指導の様子
磯部師範による特別稽古指導の様子 磯部師範による特別稽古指導の様子 磯部師範による特別稽古指導の様子


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