国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
第17回福井県空手道交流試合結果一覧
平成20年9月7日開催
於:福井県立武道館1階大柔道場
極真会館福井支部宮脇道場
クラス 優勝 準優勝 第三位 第四位
小学1年の部 名前 島野優太 田中悠太 國井悠生 山本瑠虎
所属 京都 石川 岐阜 京都
小学2年の部 名前 國井凱斗 越村琳 谷口大晟 竹野桃佳
所属 岐阜 石川 京都 石川
小学3年の部 名前 内藤望 矢本勝威 吉永昂平 中田有亮
所属 岐阜 京都 兵庫 大阪南
小学4年の部 名前 三沢風人 下山裕樹 駒沢佑馬 手賀堅丈
所属 石川 京都 富山 鯖江
小学5年の部 名前 村野武広 谷口祐太 廣田有司 浅野真輝
所属 京都 石川 京都 岐阜
小学6年の部 名前 福住慶太 玉川雄涼 安田大輝 田中稜大
所属 岐阜 本部 京都 成和・下六条
中学生の部
軽量級
名前 山本雄飛 妹島大将 本田大智 齊藤幸輝
所属 岐阜 岐阜 京都 富山
中学生の部
重量級
名前 小森翔汰 島野広太    
所属 京都 京都    
高校生の部 名前 吉田篤史 稲塚綺将 梶田成政 坂本晃将
所属 志遂館 志遂館 志遂館 石川
新人戦 名前 花谷滉生 清水祐輔 呉龍太郎 富田光拓
所属 本部 富山 富山 大野
壮年の部 名前 藤田正幸 藤元哲也 永田諭 今本博
所属 岐阜 石川 石川 石川
一般男子の部 名前 島野啓士 小林善之 加登昇 多造正信
所属 石川 福井工大 石川 石川
第17回福井県空手道交流試合レポート
 9月7日福井県立武道館にて第17回福井県空手道交流試合を開催した。
 今大会には地元福井のほか、富山、石川、岐阜、京都、大阪南、兵庫の各支部から参加をいただいた。総勢149名での大会は、各クラスとも白熱したものとなった。
 小学生の各クラス上位4名は参加支部選手がまんべん無く入賞し、交流試合の名にふさわしいものとなった。特に昨年は支部が出来たばかりの石川の選手達は苦戦していたが、今年は参加も多く、実力も格段に伸びて4年では三沢選手が優勝を勝ち取った。岐阜の選手も今年の12月に第1回岐阜県大会を控え、みんな張り切っているのか3学年で優勝と気を吐いていた。逆に地元の選手達は苦戦が続き、今回優勝には手が届かなかったが、個別に見るとみんな確実に実力は伸びている。紙一重の差で涙を呑んだ選手も多いので次回には接戦での凌ぎ合いを制することが出来るようさらに実力を伸ばしてもらいたい。
 中高生では今回参加する地元選手が無かったために富山、石川、京都、岐阜、志遂館の選手による戦いとなった。中学軽量では山本選手が強さを見せつけ優勝。重量では小森選手が優勝。小森選手は、昨年の軽量優勝、一昨年の6年の部優勝と福井交流試合を3連覇中。高校生の部は吉田選手が先輩の貫禄を見せつけ同門対決を制した。
 新人戦は今回高校生4名の参加のほか20歳が3名など特に若い選手の参加が多かった。その中で、高校生ながら体格に恵まれている花谷が力強い組手を展開、決勝は少しヒヤッとした場面もあったが福井勢として唯一優勝をもぎ取った。今後の成長に期待したい。
 壮年部も年々少しずつではあるが参加が増え、福井で開催の大会としては最多数の11名での戦いとなった。最年長の島選手をはじめ福井勢は善戦が続いたが、あと一歩というところで入賞には手が届かなかった。結果は福井交流試合上位常連の藤田選手が初優勝。福井支部を盛り上げて下さっている壮年部の皆さんには今後も引き続き頑張っていただきたい。
 一般男子の部、今回は黒帯が5名エントリーという事でハイレベルな戦いが予想された。上位4名には島野、多造、加登と黒帯勢と1人青帯の小林が勝ち上がった。まず島野対多造、どっしりと構え叩きつける振り打ちを多用する多造に対し、下突きと回し蹴りで対抗する島野。本戦はほぼ互角だが旗は2本多造に挙がる。主審は引き分けで延長戦に。年齢48の多造は、さすがに手数が減り、島野は逆に手数を増やし延長戦を制した。小林対加登は小林が積極的に前に出て突きと下段で攻める。加登はそれまでに脚を痛めていたのか小林の下段に足が止まり連打を受けてしまう。下段が効き技あり。5−0で小林が決勝に進出。決勝戦は意外にあっさりと決まってしまった。島野が開始と同時に前へ出る。小林が受けに回ってしまい真っ直ぐに下がった所にタイミングよく下突きが入り効いてしまう。場外まで追い詰められたところを下段回し蹴りが入りダウン。そのまま一本となった。なかなか成績に繋がらなかった島野であるが、これをきっかけに実力を伸ばして欲しい。
 福井勢も入賞には到らなかったがそれぞれ健闘し、今後の課題を見つけていたようだ。
 運営も非常にスムーズで大変素晴らしい大会であった。関係者の皆様ありがとうございました。
                                  
極真会館福井支部宮脇道場
第17回福井県空手道交流試合優勝者インタビュー
@優勝した感想は
A印象に残った試合は
B今後の目標は
 をお聞きしました。
競技内容/氏名 質問回答
小学1年生の部
 島野優太 選手
@ちょーきもちいい。
Bがんばります。
小学2年生の部
 國井凱斗 選手
@とても嬉しいです。
A最後の試合が一番印象に残りました。辛くはなかったですが、優勝して気持ちよかったから一番と思いました。
Bもうちょっと強くなって、また試合に出て、また優勝したいです。
小学3年生の部
 内藤望 選手
@嬉しかったです。
A決勝戦が相手が強かったので、でも一本勝ちできて嬉しかったです。
B試合でいっぱい勝ちたいです。
小学4年生の部
 三沢風人 選手
@嬉しかったです。
A特には無いですけど、対戦相手がみんな強かったのでもっと練習しないといけないなと思いました。
Bもっと優勝いっぱいして、勝ちたいです。
小学5年生の部
 村野武広 選手
@とても嬉しいです。
A2試合目の試合が一番印象に残りました。一番よく力を出せて戦えたと思います。
B極真祭で3位以上の上位を狙って行きたいと思います。
小学6年生の部
 福住慶太 選手
@凄く嬉しかったです。
A決勝戦です。相手の突きと下段が重かったのでそれに耐えることがちょっと厳しかったです。
B出た試合は必ず入賞したいと思います。
中学生の部軽量級
 山本雄飛 選手
@みんなの協力があったのでここまでたどり着けたのでみんなに感謝します。
A1回戦ですね。突きで一本勝ちしたのが良かったです。
B今度はもっといっぱい練習して、出る試合は必ず優勝したいと思います。
中学生の部重量級
 小森翔汰 選手
@3連覇できて嬉しいです。
A全試合ですね。マウスピースを忘れてしまったので急遽全然合わせてないマウスピースを使って戦ったので呼吸が苦しくて大変でした。
Bもう、絶対マウスピースは忘れないようにしたいと思います。(笑)試合の予定は別に無いですね。
高校生の部
 吉田篤史 選手
@今大会が初めての試合で、初優勝できてとても嬉しいです。
A1回戦と決勝戦が同門との対戦で、最初に当たった同門の選手は練習の時はいつも勝てなくて今日試合で久しぶりに勝ててそれが一番印象に残っています。(よく一緒に練習するんですか。)週1で練習があるんですけどそれで、オス。
B今は初段なので、とりあえず最低参段まで目指して頑張ってやって行きたいと思います。
新人戦
 花谷滉生 選手
@嬉しかったです。
A初戦と決勝です。相手が強くて手数も多かったのでこっちも合わせるのが精一杯でした。
B毎日稽古に行って、もっと上に行く事です。
壮年の部
 藤田正幸 選手
@もう何回も挑戦し続けてきてやっと優勝できたので凄く嬉しいです。(何回目ですか。)4回目か5回目です。
A決勝戦ですね。あの選手とは去年1回戦で当たって結構判定までもつれたんですけども今年はちゃんと差がついたので、ちょっとは自分が進歩したかなと、印象に残りました。
B今年は地元の、岐阜の大会があり、記念すべき第1回大会なのでいい成績がとれるよう目指して頑張りたいと思います。
一般男子の部
 島野啓士 選手
@8年間空手をやってきて初めての優勝なので、やっと一つの区切りをつけることが出来て嬉しいです。
Aうーんそうですね、準々決勝の黄帯の選手との試合、途中まで負けてたんですけど盛り返せることが出来たので、あれで勢いに乗ることができました。
B若獅子杯に出て優勝できるように頑張りたいです。
各支部長から一言
岐阜支部
 伊藤慎師範
全体的にいい試合が多く、うちの選手も大変勉強になったので私的には満足しています。この交流試合をステップアップの舞台として、更にその上の大会をみんなに目指してもらいたいと思います。うちの支部にとってもその足がかりとしてこれからも是非活用させていただきたいと考えています。
石川支部
 国本武市師範
試合場の出入りの際のメリハリと言うか礼節をもっときちっと子供達に教えていかないといけないと感じました。強い弱いだけではなく、礼に始まり礼に終わるという部分をもう少し明確に教えていかないと、子供達も注意された時に理由が分からないままにとまどってしまいますから、こういう場でみんなが意思統一し、そういうことを確認するというのも大事であると思います。いろんな支部が交流してお互いのいいところを認識し、お互いに切磋琢磨するというのが第一だと思います。
志遂館
 坂口次男館長
今日の大会も非常にメリハリのある大会で一般男子の優勝者準優勝者を始めとして各クラスともすごく覇気があって大変良かったと思います。大会の運営も手際よく進行されており、これからもぜひこういう大会を続けていただきたいと心から願っております。そしてまた今日の大会に感謝しております。ありがとうございました。



国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
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