国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
福井支部・岐阜支部合同稽古 レポート
2009年5月10日(日)
 5月10日(日)岐阜支部との合同稽古を福井本部道場にて行った。一昨年には少年部を対象に第1回の合同稽古を行い、今回が第2回目の開催となる。
 午前9時半集合だったが、40分頃にはすでに参加者の大半が集まり、開始10分前には伊藤支部長も到着。予定通り10時から合同稽古が始まった。
 まず、午前中の稽古には約50名が参加。準備運動から基本を30本ずつ。この日は天気が良く気温も上がり、さらに50名が出す熱気で一気に汗が噴き出した。基本の後その場で黙想をして呼吸を整える。引き続き移動稽古に。前屈立ちで手技の移動を8種類、足技の移動を8種類、手足複合の移動を6種類、福井の生徒も岐阜の生徒もお互いに普段と違う顔ぶれのためか非常に気合が入りみんな良く身体が動いていた。11時10分を回ったところで一旦休憩。10分間休んだ後は2人組となって前蹴り、回し蹴り、複合で1本ずつ交互に蹴りの受け返し。その後突きのみ、下段蹴りのみ、突きと下段蹴りでそれぞれ軽くスパーリングを行った。最後はすべての技を使ってのスパーリング。まずは大人が4ラウンド。次に大人が外れて子供たちで3ラウンドを行った。ここでちょうどお昼となったので午前の稽古を終えた。
 1時間ほどの昼食休憩をはさみ午後は練習試合を行った。用事で午前の部で帰らなくてはならない人もいたが30名余りが残って練習試合に備えていた。試合というので食事を控えめにしたり、食事は試合が終わってから、という生徒もいた。
 午後1時、全員が防具を着け対戦に備えた。小学生と一般部(中学生以上)とに分かれ、まずは小学生から試合が始まった。低学年は白帯と橙帯だけで経験が少ないためかみんな中々試合場に出ようとしない。まずは比較的慣れている岐阜支部の生徒同士に第1試合を行ってもらい、それをきっかけに試合が進んでいった。練習試合とはいえ、全員に注目されて行う試合であるため、みんなおのずと気合が入り、子供たちの頑張る姿にまわりからも自然と声援が起こった。押し気味に試合を進めながらも上段を受け逆転負けし、悔し涙を流す者や、負けても面白いと言って次の試合を待つ者などさまざまだった。一人あたり1試合〜3試合を行い少年部が終了。続いて大人の部に。中学生から壮年部まで入り混じっての試合となったため、体力差、実力差のある試合は、上の者が胸を貸す感じとなったが、みんなの注目を浴びているため緊張感のある組手となった。一般男子同士の組手ともなるとさすがに威力やスピードがあり、見ているほうも固唾を呑むといった感じとなった。再延長までもつれる試合も多く、2、3試合とはいえ選手は相当体力を消耗していたと思われる。午後3時となり、全員がひととおり試合を経験し、今回の合同稽古はすべて終了となった。
 今後もぜひこういった合同稽古を通じて相互の交流を深め、良い競争相手として切磋琢磨していきたい。伊藤支部長をはじめ岐阜支部のみなさんありがとうございました。
 
福井支部・岐阜支部合同稽古 写真
2009年5月10日(日)
 



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