国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
春江西公民館ふれあい祭り 演武写真
2009年10月25日(日)
春江西公民館ふれあい祭り 演武レポート
 10月25日、「春江西公民館ふれあい祭り」にて演武会を行った。
 「ふれあい祭り」は、春江西公民館が、利用者と地域住民とのふれあいを目的に毎年実施しているもので、この公民館を利用している春江道場が依頼をうけ、演武会を行なう事となった。
 まずは気合の入った基本稽古から始まった。その迫力に圧倒されたためか、道場生の登場と共に、それまで、ざわついていた場内はシーンと静まりかえり、ほとんどの人が、舞台に注目するようになった。
 最初の演武は杉板割り。戸田初級による手刀杉板割りが行われた。戸田君は入門間もない白帯で試割りは初挑戦だったが、落ち着いて左右の手刀で杉板を粉砕。続いて少年部が正拳で杉板割りを成功させると、白帯と少年という組み合わせに場内から驚きと感嘆の声があがった。
 この日、最も歓声を浴びたのは、女子部三名によるバット折の演武。三名が演武場に立つと、場内から「女の子やぞ。」「本当に折れるんけ。」などと驚きの声が上がる。それぞれ手刀、回し蹴り、前蹴りで挑戦。まずは、回し蹴りから。観客が、かたずをのんで見守るなか、見事一回の試技で成功。続いては前蹴り。気合を入れながらの蹴りだったが、一回目は失敗。本人の「あいたたー」の声に場内から「うわっ、痛そう」「かわいそう」の声が上がる。しかし、気合を入れ直して二回目の演武で見事に成功させると、観客からは、大きな拍手が送られた。三人目は手刀で挑戦。前の二人と違い、手での試割りとあってみんな心配そうな面持ちで見ていたが、思い切りよくスピードが乗った演武であっさりとバット折りを成功させた。女子部による演武が終わると、大きな拍手の中、場内から「最近は、物騒な世の中やで、うちの娘にも習わせにゃいかんな。」などの声が聞かれた。
 最後は、男子二名による瓦割りの演武が行われた。まず、中学生の高嶋が手刀五枚割りを成功させる。その後、壮年部の黒岩の正拳十枚割り。黒岩は、一度、失敗するものの、気を取り直して、もう一度挑戦。見事、成功させ、盛大な拍手の中、演武会を終了した。
 演武会の終了後には、早速、入門希望の問い合わせがあるなど、なかなか盛況だった。
 最後に、日ごろよりお世話になっている春江西公民館の皆様とご協力いただいた地元町内会の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。



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