国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
寒稽古 レポート
2010年1月31日(日)
 1月31日(日)、福井市鷹巣海水浴場にて寒稽古を行った。
 寒稽古とは1年のうちで最も寒い時期とされる大寒から節分の間に屋外で行うもので、敢えて自ら厳しい環境の中に身を置き稽古する事で精神と肉体を鍛える事を目的とするものであるが、今回はこの時期にしてはあまり寒くなく波も穏やかな日となり、たくさんの道場生と父兄が集まった。
 まずは砂浜に打ち上げられたゴミを全員で拾い集め、ゴミ袋にまとめた。
 海岸の掃除がきれいに終わり、さっそく稽古は始まった。大人も子供も全員裸足になり準備運動の後、「キョクシン!ファイト!」の掛け声を掛け海岸線をランニング。続いて基本稽古を各20本ずつ行った。時折、海からの強い風を受けるが、全員気合いが入り動きにも力が込められていった。続けて拳立てとジャンピングスクワット、移動稽古へと進んだ。いつもと違い穏やかな日であったのもあって汗をかいている生徒も。最後は2人組での組手。相手を代えて5、6セット行い、最後に正拳中突き30本を行い少年部の稽古は終了。今回は楽しかったという感想の子どもが多かった。
 一般部は引き続き波打ち際に移動し上半身裸になっての組手に移った。各自さらに気合が入ったようで、お互いに突き蹴りを交わし上半身を真っ赤にしながらもみな積極的に動き回っていた。20分ほど組手を行ったあと最後にもう一度正拳突きで締め、本年の寒稽古は全て終了した。気がつくと11時近く、実に2時間近くもの稽古となっていた。日本海を目の前にした稽古は精神的、肉体的に良い刺激となり、終わったあとはみんな大変良い表情であった。
 稽古の後は近くにある「鷹巣荘」の温泉につかりお互いの近況を語り合いながら親睦を深めていた。寒稽古での大きな気合で気を引き締めた道場生全員の元気な今年一年の活躍を期待する。
寒稽古 写真
寒稽古 新聞記事
2010年2月1日(月)
福井新聞に掲載されました
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2010年2月1日(月)
日刊県民福井に掲載されました
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