国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
第27回全日本ウエイト制大会 レポート
2010年6月12日(土)・13日(日)
 第27回全日本ウエイト制空手道選手権大会軽量級に五十嵐一史が、中量級に村中康浩が出場した。
 
 五十嵐は一回戦で川崎溝口支部の本橋選手と対戦。軽快な動きで相手を翻弄し上段回し蹴り技ありを含め優勢勝ち。
 
 続く二回戦では大阪東支部の西本選手と対戦。突きを中心に前に出てくる相手に対しフットワークを駆使しながら多彩な技で攻め込む。上段が何度も相手を掠めるがクリーンヒットには至らない。終始攻勢をとり続け有利な展開であったが判定は引き分けで延長戦に突入。延長戦でも終始先手を取り優勢であったが判定は引き分けとなり体重判定となった。西本選手が8kgほど軽く、規定により西本選手の勝ちあがりとなった。
 
 村中は一回戦で大阪なみはや支部の玉田選手と対戦。開始と同時に間合いを詰め相手の出方を探る。待ちの組手である村中は相手の中段突きを捌きながら下段を返していく。終盤村中の下突きが良い角度で決まり相手の動きが止まったが判定は引き分け。延長でも村中は捌いてからの攻撃を展開し、後半は手数も多く相手を凌駕し判定勝ち。
 二回戦では城南大崎支部の久保田選手と対戦。前半で相手の突きに押され不利な展開に。後半は村中の動きが復活し手数を積極的に返すが前半の守勢を挽回するには至らず判定負け。
 
 前回出場のときと比較して、両者ともその時の課題がかなり改善されていたように見受けられた。まだ絶対的な稽古量が足りないなど、新たな課題もあるが意識して組手を改善しようとする姿勢は非常に素晴らしい。
 両者ともいろいろと忙しい部分はあると思うが1日短時間でも継続して稽古を積んでいっていただきたい。次回に期待しています。おつかれさまでした。
 



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