国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
2010少年部夏合宿 レポート
2010年7月24日(土)〜25日(日)
 福井支部は7月24日・25日の両日、少年部夏合宿を行った。
 初日朝9時に福井少年自然の家に集合。父兄に送ってもらいながらもみんな若干緊張気味。
 全員道着に着替え、まずは施設職員から館内利用のオリエンテーションを受けた。
 その後さっそく稽古に入る。藤野指導員の号令のもと基本稽古。福井全体から空手仲間が集まったことで各自の気持ちが高まったと見え、全員気合のこもった突き蹴りを繰り出していた。休憩を挟み、型稽古に移る。気温が徐々に上がってきたためみんな汗だくになりながらもしっかりと動いていた。帯別でみんなに見てもらいながらの稽古の際は緊張していたが9月には型大会があるのでそれに向け意識が上がってきているようだ。2度目の休憩をはさみ、親睦を兼ねてレクレーション。柔らかいフリスビーを使ったドッジボールを行ったが、ボールを使用するより怖さがないため、小さい子供達も喜んではしゃぎ回り大いに盛り上がった。最後は梅田隊長が正拳突きで最初の稽古を締めた。
 体育館の掃除を行って各自が泊まる部屋に移動。みんなわいわいと賑やかに部屋で交流を深めていた。着替えを済ませたら昼食。先輩が中心となって班毎に食事の準備。大勢で食べる食事はおいしい為、みんな食欲旺盛だった。後片付けも先輩が後輩の面倒を見ながらしっかりと行っていた。
 しばらく部屋で休憩し、午後1時15分からは学習の時間となった。福井大学の准教授である黒岩指導員が最初に学問についての授業を行い、その後各自が持参した夏休みの宿題などをお互いに教えあいながら楽しそうに勉強していた。
 3時過ぎからは2回目の稽古。最初は趣向を凝らして大縄跳び、ボールや綱引きの綱を利用してのバランス感覚を養う遊びを行った。みんなと協力し合っての遊びと合って楽しそうであった。休憩を挟み、午前に続いて型稽古。帯別でそれぞれのレベルに合わせた型をみっちりと稽古した。稽古最後は組手。各指導員が相手をしてくれたのでみんな思いっきり技を繰り出し挑んでいた。
 稽古後は部屋にもどり自由時間。あちらこちらから楽しそうな笑い声や叫び声が聞こえていた。
 夕食を終え7時半からは花火大会。天候にも恵まれ宿舎の前で各々が自分のやりたい花火を手に楽しんでいた。吹き上げ花火に点火した際には歓声もあがりみんな喜んでいた。
 その後、班毎に入浴。ここでは指導員が付き添っていたため子供たちは喜んでいたが指導員は大変だったようだ。その後も部屋の中の声はなかなか収まらず遅くまで起きていた生徒も多かったに違いない。
 翌日、朝5時に起床。5時半から稽古となった。
 眠い目をこすりながらみんな道着に着替え宿舎前に集合。茶帯の先輩の号令で準備運動を行った。そのあと山の中腹にある展望台まで散歩。山からの景色を眺めながらいろんな発見をしていたようだ。
 朝食をはさみ、8時40分からは合宿最後の稽古。大島指導員の号令で基本と移動を行い、最後は子供同士での軽い組手を行った。ここでも先輩が後輩の面倒を良く見てくれてと、合宿ならではの稽古風景だった。最後まで気合が入り最終稽古も無事終了となった。
 稽古後各部屋の掃除を済ませ、合宿最後は恒例のバーベキュー大会。職員の説明をしっかりと聞いた後、炭火を熾す者、野菜を準備する者と役割を分担し着々と準備が出来上がり、バーベキューの開始。肉や野菜をみんなで囲んで焼き、次々と平らげていった。いつもは余りがちになるのだが、今回はみんな食欲旺盛でほとんど残らず指導員たちも子供たちの様子を喜んで見ていた。
 お腹も満たされ、後片付けも無事終わり、宿舎前に集合。梅田隊長から参加者にねぎらいの言葉をいただき合宿終了、解散となった。頑張ったご褒美のおやつセットを受け取りみんな嬉しそうに父兄と帰りの途についた。
 毎回限られた人数のスタッフにもかかわらずメリハリのある楽しい合宿を開催してくれる梅田隊長をはじめ各指導員のみなさん大変お疲れ様でした。ありがとうございました。
 



国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
(C) IKO Fukui All right resaved.