国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
2010福井大学空手同好会夏合宿 レポート
2010年8月28日(土)〜8月29日(日)
 8月28,29日、恒例の福井大学同好会の夏期合宿が行われた。今回の合宿では、村中指導員と福大生以外に、鯖江支部から黒田君と小牧さん、OBからは山森さんが最初から参加してくださった。
 初日の練習は三国体育館で行われた。まずは基本稽古を各20本したのち、ミットを使った練習に入った。もちろんただのミット打ちのわけもなく、手足にチューブをつけ、そのチューブを後ろの人が引っ張るという形で行われた。想像以上にその負荷は大きく、すぐに手足が動かなくなった。みんな辛そうな顔をしていたが、中には新鮮な稽古に楽しそうにしているものもいた。またこの練習をしている最中に玉川君も駆け付けてくれ、参加人数が8人になった。その後二人一組になっての補強をした後、サッカーをしたのだが、中には運動不足のものもおり、サッカーを楽しむどころか息切れしているものもいた。そして一日目の練習は無事に終了した。
 一行は体育館を後にし、宿に向かった。今回は例年利用している港のホテルではなくサンセットビーチ近くにある民宿に泊まった。ここでOBの渡辺さんも合流した。宿での食事は豪華なもので刺身やサザエなど海の幸をふんだんに使った料理に舌鼓を打った。食事の後は砂浜で花火をしたり、風呂に入ったりしていたが、一人海でクラゲに刺されるといったアクシデントにも見舞われた。その後、砂畑指導員が差し入れを持って合流してくださった。空手談議に花を咲かせていたが翌朝の稽古が早い為就寝し合宿一日目が終了した。

 合宿二日目、起床時間は5:00であった。早朝のトレーニングはサンセットビーチに移動し、ビーチフラッグをしたのち、フリスビーを用いたポートボールの様なルールの競技をした。砂の上で走るという経験があまりないため思い通りに動くことが難しかったが、そのことが予期せぬプレーを生み、早朝のトレーニングはとても盛り上がった。
 宿で朝食を取り、しばし休憩したのち三国体育館に移動した。ここからは本部の斉戸指導員も合流してくださり、合宿最後の稽古が始まった。最後の稽古は準備運動と基本稽古を少ししたのち、組手をした。組手では合宿前に怪我をして思うように体を動かせないものや、日頃運動をしていないために体がついてこないものもおり、最後まで一度も抜けずに組手をしたものは半分であった。しかしその中でもいつもとは違う相手と組手ができたもの、また久しぶりに組手をして空手の面白さを味わえたものなど、プラスになることはたくさんあったと思う。最後に正拳中段突き百本で締め、2010年の福大合宿稽古は終了した。その後はサンセットビーチで2時間ほど夏の海を満喫して全日程を終えた。
最後になるが忙しい中参加して頂いた斉戸指導員、他の支部の方々、OBの先輩たち、また合宿の全日程を組んで進行してくださった村中指導員、皆さんのおかげで今年も福大合宿をすることができとても感謝しています。ありがとうございました。

                                                          廣田真人
 



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