国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
第13回福井県空手道選手権大会 写真
2013年3月24日(日)
 
第13回福井県空手道選手権大会
新聞記事
3月25日(月)
日刊県民福井に掲載されました
3月26日(火)
福井新聞に掲載されました
新聞記事 新聞記事
 
第13回福井県空手道選手権大会
インタビュー
2013年3月24日(日)
インタビュー内容
 ①今の感想
 ②今日の出来(型)。印象に残った試合(組手)。
 ③今後の目標。
 
組手
一般男子
優勝 村中康浩 ①お粗末さまでした。 村中康浩 選手
②初戦です。
③ウエイト制優勝です。
準優勝 齊戸辰成 齊戸辰成 選手
第三位 金川賢児 ①疲れました。。 金川賢児 選手
②二試合とも十分に自分の課題を認識できて良かったと思います。
③国際の(壮年の)大会なんですけど優勝を狙ってがんばっていきたいと思います。
組手
小学1年の部
優勝 石灰優河 ①うれしかったです。 石灰優河 選手
②・・・
③黒帯までがんばりたいです。
準優勝 佐藤優羽 ①あともうひとつ勝っていれば優勝だったけど負けたので残念です。 佐藤優羽 選手
②一回戦の試合です。
③全国大会に出ることです。
組手
小学2年の部
優勝 平﨑智久 ①いつも決勝戦に残るとあんまり良い動きができないので、はっきり勝ちたいです。 平﨑智久 選手
②決勝戦です。
③今度は緊張せずにリラックスして動けるといいです。
準優勝 水野泰成 ①最後の試合で負けたので悔しかったです。 水野泰成 選手
②最後の試合です。
③今度は一位になりたいです。
組手
小学3年の部
優勝 青山裕次郎 ①久しぶりに優勝とったので嬉しかったです。 青山裕次郎 選手
②最後の試合です。
③今度からは落ち着いて、もっといっぱい手数を多くしたいです。
準優勝 白木翔太朗 白木翔太朗 選手
組手
小学4年の部
優勝 中村練 ①福井で初めて2冠になれたので嬉しかったです。 中村練 選手
②一番最初の試合です。
③動きが硬く、目標が見つかったのでそれを磨いていこうと思います。
準優勝 立木勇聖 ①中村練選手に負けてしまったのでちょっと残念だったけど準優勝でよかったです。 立木勇聖 選手
②決勝戦で負けてしまったこと。
③今度の福井大会は練君を破って優勝目指したいです。
組手
小学5年の部
優勝 小田和輝 ①最後までなんとかいけて念願の優勝ができたので嬉しかったです。 小田和輝 選手
②決勝のライバルとの試合です。
③次もまた優勝できるようにこつこつと連勝積み上げていって負けないようにしたいです。
準優勝 林海斗 ①去年組手で優勝したので今年も優勝したかったけど負けてしまったので残念です。 林海斗 選手
②決勝戦です。
③来年は型も組手もダブル優勝したいです。
組手
小学6年の部
優勝 金川航 金川航 選手
準優勝 大秦零司 ①2位で悔しかったから次がんばりたいです。 大秦零司 選手
②決勝です。
③いろんな大会で優勝していくことです。
型競技
小学1・2年の部
優勝 水野泰成 ①初めて楯をもらって嬉しいです。 水野泰成 選手
②95点くらいです。組手のほうで負けたのでちょっと悔しかったです。
③こんどは圧勝したいです。
準優勝 宮本陽基 ①はじめて2位以内に入れたので嬉しかったです。 宮本陽基 選手
②練習より上手にできたと思ったので良かったと思います。90点くらい。
③準優勝できたので次は優勝したいです。
第三位 小田俊樹 小田俊樹 選手
型競技
小学3・4年の部
優勝 中村練 ①組手も型もどっちも優勝できたので嬉しいです 中村練 選手
②決勝では五本の旗が上がらなかったのがちょっと悔しいです。90点。
③圧倒的に勝てるようにしたいです。
準優勝 山本伶奈 ①一位にならないので悔しいです。 山本伶奈 選手
②もうちょっと出来ると思うのでがんばりたいです。70点くらい。
③次は一位をとりたいです。
第三位 北岡翔汰 ①うれしいです。 北岡翔汰 選手
②良かったと思います。80点くらい。
③一位を目指すことです。
型競技
小学5・6年の部
優勝 林海斗 ①4連覇できたのでうれしいです。 林海斗 選手
②征遠鎮がまあまあよくできました。70点くらい。
③来年も勝って5連覇したいです。
準優勝 山本太一 ①5・6年の部で初めて二位をとれたので嬉しいです。 山本太一 選手
②90点くらいです。
③優勝できるようがんばりたいです。
第三位 小田和輝 ①なんとか三位以内に入れましたが狙いは優勝だったのでやっぱり悔しいです。 小田和輝 選手
②自分ではちゃんとできていたと思ったんですけど判定をみるとあまり良くなかったのだと思います。大体70点。
③次は絶対ライバルを抜いて優勝を狙いたいです。
 
第13回福井県空手道選手権大会
レポート
 3月24日、福井県営体育館にて第13回福井県空手道選手権大会を開催した。
 開会式には県教育長の林雅則様にご列席をいただき選手のみんなに激励の言葉をくださった。その後、前年度の一般男子優勝者、村中康浩の選手宣誓で今年の戦いが始まった。
 午前の部は少年部による型トーナメント試合が行われた。小学生1・2年の部、3・4年の部、5・6年の部と3クラスでそれぞれの戦いが繰り広げられた。
 まず、1・2年で決勝まで勝ち上がったのは鯖江道場の宮本陽基と同じく鯖江道場の水野泰成。両者とも征遠戦を行った。宮本は丁寧な演武だったが、技の力強さといった点で経験の多い水野には届かず。水野が優勝、宮本は準優勝となった。第三位は鯖江道場の小田俊樹が獲得した。
 3・4年の部では社道場の山本伶奈と鯖江道場の中村練が決勝で対戦。山本は安定した実力を持っており福井の型試合では常に上位に食い込む。今回はぜひとも優勝を狙いたいところ。対する中村は県外の試合などにも積極的に参加し経験を積んでいて堂々とした演武で勝ち上がった。甲乙つけがたい戦いではあったが気合の大きさや力強さの点で中村に凱歌があがった。第三位は富山支部の北岡翔汰が勝ち取った。
 5・6年の部は鯖江道場の林海斗に社道場の山本太一が対峙。林は技の切れがよく気合ものっていた。対する山本、非常に丁寧で美しい型ではあったが力強さ思い切りの良さといった点で差がついてしまった。林、みごとな優勝。第三位は鯖江道場の小田和輝となった。
 午後になり、組手の部に入った。型試合の時とうってかわり、父兄や道場仲間たちからの熱い声援が飛び交う。
 手に汗握る熱戦が続く中、決勝に勝ち上がった選手たちの戦い。
 まずは1年の部。富山支部の石灰優河と石川支部の佐藤優羽が対戦。不戦勝で勝ち上がった石灰に対し積極的に手数を出して勝ち上がった佐藤。初戦の勢いにのって佐藤が攻撃を繰り出していくが石灰は一歩も下がらず突きを中心に攻撃を出し見事優勝となった。
 2年の部は武生道場の平﨑智久と鯖江道場の水野泰成の対戦。過去に何度か対戦し、勝ったり負けたりとお互いいい競争相手である。手数、スピードで平﨑が上回るが体格で勝る水野は間合いを詰めてダメージを与えようとする。ほぼ互角の戦いではあるがはっきりとした差が出ず延長戦でも引き分け。体重差3キロ以上で平﨑の優勝が決まった。
 3年の部、鯖江道場の青山裕次郎と岐阜支部、白木翔太朗の対戦。青山は試合開始から突っ込んでいき果敢に下段蹴りと突きの連打を繰り出す。白木は後手に回ってしまい何とか自分のペースに持ち込もうとするが青山は勢いが落ちず白木を振り切り優勝。
 4年の部、鯖江道場の立木勇聖と同門の中村練の戦い。立木は急激に実力をつけてきており今大会どこまでいけるか興味のあるところ。対する中村も非常に調子が良く道場の先輩として正面から受けて立つ。立木は間合いを詰めて突きを中心に善戦したが怪我の影響もあってか終盤失速し、中村が優勝となった。
 5年の部では鯖江道場同士の戦い。小田和輝と林海斗の対戦となった。長身の小田に対し林はふところにもぐりこみ相手の技を封じたいところ。本戦は林の狙いが当たり小田の手数が当たらない。延長になり小田は林がふところにもぐろうとするところにひざを合せるなど技に変化をつけてきた。こうなると林はやりにくい。小田が自分のペースを作り延長を制した。
 6年の部は富山支部の金川航と京都支部の大秦零司の戦いとなった。体格に恵まれた両者であるが特に金川は身長体重ともに大秦を大きく上回る。金川は大きいだけではなく、回り込もうとする相手に中段回し蹴りを使い動きを止めるなどその体格を活かした上手な戦いをする。対する大秦はその体格差に臆することなく果敢に間合いを詰め突き、下段を繰り出していく。本戦差がつかず、延長戦に。引き続き前に出る大秦であったが金川は落ち着いて技を返し大秦のバランスを崩していった。金川が大秦を破り堂々の優勝となった。
 一般男子の部決勝は丸岡道場の齋戸辰成と三連覇中の春江道場村中康浩との戦いとなった。齋戸は一回戦中段突き一本、続く二回戦も上段膝蹴り一本と絶好調。対する村中、初戦から延長戦2回を戦わされ、続く二回戦でも延長戦を強いられるなど苦戦が続く。齋戸が勢いに乗り村中を苦しませることができるか注目された。しかし、村中は過去に対戦していることもあってか落ち着いて間合いを測りコンパクトに中段突きを当てていく。齋戸は油断をしていたのか不用意に突きを何度かくらってしまいリズムが狂ってしまった。試合は村中ペースで進んでいく。齋戸が挽回をするために終盤ラッシュをしかけたが時すでに遅く4-0で村中の勝利となった。村中は四連覇。しかし、シーズンオフの怪我など体調管理も含め色々と課題が残る試合であった。次回までにはしっかりと鍛え強いチャンピオンとして堂々の戦いを見せてもらいたい。第三位決定戦では富山支部より参加の金川賢児選手が国際大会チャンピオンの実力を見せ武生道場の安池を下し第三位となった。
 毎回、近県より選手の参加をいただき交流できることは大変ありがたく、福井県勢の実力向上といった点でも非常に良い刺激となり力となっています。参加いただいた選手、関係者の皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。
 



国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
(C) IKO Fukui All right resaved.