福井大学極真空手同好会演武レポート
福井大学極真空手同好会は5月27日、同好会会員と県外に就職したOB、県内の他道場生の協力のもと、福井大学祭にて演武会を実施した。
当日は青空がのぞいて天候も良く大学祭は大盛況となり、極真空手演武開始のアナウンスの声を聞きつけ大勢の人が見に来てくださった。
そんな中、まずは全員で正拳中段突き20本。
そのあと、瓦割りの演武に移り、最初に友永が正拳、続いて鈴木が猿臂、広田が頭突きにより気合もろとも次々と成功させ、迫力ある演武に観客からは驚きの歓声が上がった。
その後、藤井が前蹴り、鷲田が正拳突き、北川が後ろ廻し蹴りによる板割りを行い、これも見事に全員が成功した。特に北川の華麗な蹴り技には多くの観客の目が惹きつけられていた。
次の演武は型。中学生の鷲田が平安T、幼年部中廣が平安Uをそれぞれ演じる。
大学生の中に混じって行なった小柄な二人の演武に、観客からは「かわいい!」「すごいなぁ」といった声が聞こえてきた。
続いては藤井が正拳、吉田が頭突きによってブロックを粉砕し、そのあと水口が下段廻し蹴り、北川が手刀、指導員の松中が上段廻し蹴りとスピード感のある技でバット折りを成功させていった。
演武は中盤にとなり、松中と中廣、藤井と北川が組手を行った。
気合いと、多彩な技の応酬が目に留まり観客の数は次第に増えていった。
組手のあとは澤柳が四方割り。これも鮮やかに決まり、観客の盛り上がりはピークに達した。
最後は主将、豊田の演武となり、ざわついていた場が静まりかえった。
下段、中段、上段廻し蹴りの連続板3枚割りと猿臂による瓦10枚割りを見事成功させ、観客から大きな拍手が送られた。
豊田の号令に合わせ、全員が正拳中段突き20本で締め括り、演武は終了。
大成功となった。
今回、演武を初めて体験する道場生が多く、普段では体験できない緊張感を味わうことが出来た。また、道場生がひとつになって成し遂げたということはみんなにとって大変価値のある事であった。
観客の評判もよく今後も地域の方々に極真空手を知って頂けるよう日々精進していく所存である。
(極真会館福井支部
福井大学同好会責任者 村中康浩
)
福井大学極真空手同好会演武写真
国際空手道連盟極真会館 福井支部
(C) IKO Fukui All right resaved.