第四回錬成大会総評
練成大会は今回で4回目になります。元々、この大会は試合経験が少ない道場生に経験を積んでもらうことを目的につくられたもので、トーナメントを廃して一人が何試合かを必ず行えるようにするというものでした。しかし、そのために選手の試合の待ち時間が長くなり間延びするという意見が過去の大会の反省として出ました。そこで今回は新しい試みとして、試合の待ち時間に型と組手の稽古を組入れることにしました。体格や年齢などによりグループをつくり、あるグループが試合をしている間に他のグループが型や組手の稽古を行うというものです。また、今回から一般部の参加も受け入れ、様々な年齢層の人が試合に稽古に汗を流しました。
初めて試合に参加する選手も大勢いてきっと良い経験になった事と思います。何度か出場している選手の中には格段の進歩を遂げたものもおり嬉しいかぎりです。稽古では、普段習っている指導員とは違う指導員から指導を受け良い刺激をうけたのではないかと思います。
ひとつ残念だったのは、グループによって人数に片寄りがあったため、一人当たりの試合数が少ないグループがあったことです。当初の計画ではもっと試合数が多くなるはずでしたが、思ったよりも防具をつけたりすることに手間取り少し残念な結果になりました。この経験は今後に生かしもっと良い大会を目指していきたいと思います。
(極真会館福井支部
錬成大会実行委員会
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第四回錬成大会の様子
国際空手道連盟極真会館 福井支部
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