国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
演武会(佐川急便納涼祭)レポート
 福井支部は9月14日に佐川急便福井店の納涼祭において演武会を実施した。舞台はウィングボディタイプの10tトラックの上でやる運送会社らしい特設ステージだった。
 午後6時頃、大勢の社員とその家族で賑わう中「村中を愛する極真空手家たち」というアナウンスの紹介で(佐川急便社員である春江道場の村中が企画し、実現した演武会です。)、この日集まった10人の空手家が舞台の上に整列した。
 最初に行ったのが瓦割りの演武で、先陣を切ったのが福井大学極真空手同好会の鈴木主将。まだ白帯ながら気負いせず、大きな気合と共に正拳で瓦5枚を見事成功。続いて安池1級の手刀による瓦5枚割り、こちらも綺麗に粉砕し観衆から感嘆の声が上がった。次に行われたのが西岡1級による頭突きによる瓦10枚割り。頭突きで割ると言ったアナウンスが流れた瞬間、観衆が「やめといた方がいいんじゃないの…。」と固唾を呑んで見守る中、西岡1級はこれをあっさりと決め大喝采を浴びた。
 この後、納涼祭実行委員長の佐川急便垣内係長の正拳による瓦3枚割りも行われた。これは当初予定になかったのだが、周囲の社員から聞こえてくる要望に応え、司会の村中が急遽セッティングしたもの。みんなの声に引かれなくなり、垣内係長も腹を括ってこれに挑戦。見事成功し、盛り上がりに花を添えて頂いた。
 演武は女子の板割りに移り、U瀬8級とF田8級が二方割りを行った。舞台であるトラックの荷台は非常に滑りやすくなっており足元の悪い状態だったが、U瀬8級は男顔負けの力強さで板を真っ二つにした。F田8級もこの日初体験の演武で、しかもぶっつけ本番だったが見事に割れ、安堵の表情が窺えた。
 そしてここで黒帯2人の登場。大島弐段の正拳による大理石割りは圧倒的な迫力で極真の醍醐味を見せつけた。続く梅田弐段の手刀によるブロック割りは割る前の予備動作から周りがざわつき初め、割った後ブロックが粉々になったときには会場のボルテージは最高潮に達した。
 演武も終盤に差し掛かり、社員である村中の下段廻し蹴りによるバット折りが行われた。見ている社員からはバットが折れるものなのかと心配そうにざわつく声が上がっていたが回りの心配を吹き飛ばし見事に真っ二つにへし折ると、今まで以上の大きな拍手と歓声が送られた。日頃より社員の皆さんには人気者に違いない。
 そしてラストは宮脇支部長の寸勁による瓦20枚割り。高く積み上げられた瓦に「あんなものが割れるのか」といった困惑と驚き混じりの声と緊張感が会場全体を包む中、見事成功したときにはこの日一番の拍手が送られた。
 最後に正拳突き20本で締め括り、演武会は大成功のうちに幕を閉じた。
 今回このような場に出演できたのは佐川急便福井店の中林店長、松本課長、納涼祭実行委員長の垣内係長をはじめ、佐川急便福井店の皆様の協力があったおかげである。地域に極真空手の魅力とその存在をPRすることができた事を深く感謝いたします。今後とも福井における極真空手のより一層の普及、発展に努めていきたい。
                                  
極真会館福井支部宮脇道場
演武会(佐川急便納涼祭)写真
演武会(佐川急便納涼祭) 演武会(佐川急便納涼祭) 演武会(佐川急便納涼祭) 演武会(佐川急便納涼祭)
演武会(佐川急便納涼祭) 演武会(佐川急便納涼祭) 演武会(佐川急便納涼祭) 演武会(佐川急便納涼祭)
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