国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
極真祭レポート
 10月4日、5日におこなわれた極真祭に福井より5名が参加、健闘した。
初日、壮年型の部に大島指導員と黒岩4級が出場。予選(撃砕小)演武の結果、大島指導員が予選通過。黒岩4級は残念ながら予選落ちとなったがこれからの稽古に全国大会での経験は大きな財産になる。今後に期待。
 型予選の後は組手予選。まずは安池がDコート壮年35歳から39歳まで、−75kgクラスの第1試合に登場。フットワークを使いながら突きを主体に戦う。本戦優位ながらも旗2本で延長戦に。延長戦でも積極的に試合の主導権を握り判定勝ちを収めた。同クラスの反対側のブロックから大島指導員が登場。本戦、相手をよく見て丁寧に技を返していく。お互い譲らずに引き分け。延長になり、大島指導員の手数が減ってしまい惜しくも判定負け。Eコートでは壮年40歳以上、−75kgクラスに黒岩4級が参加。試合開始と同時に積極的に前に出てテンポよく攻撃を繰り出す。前半黒岩ペースで試合が進む。後半になり相手も技が出始め互角の展開となってくるが黒岩とばしすぎたのか技が雑になり手数の割に有効打が減った感じ。判定は惜しくも相手に挙がった。安池の二回戦、相手は体格を利用して前に出ながら突きで押し込んでくるタイプ。特に有効打があったわけではないが、フットワークを使う分場面によっては押し込まれた印象を取られたのか判定は相手に挙がった。決勝戦は安池に勝った相手と大島に勝った相手の対戦となったことを考えると、決して上位と参加した二人の間に差があるわけではないので次回に期待せずにはいられない。
 二日目、小学4年男子の部に宮川、6年男子+55kgの部に玉川が出場。
 宮川の初戦、同じようなタイプとの対戦で中盤までは一進一退の展開。中盤以降宮川の右中段回し蹴りがタイミング良く入り始め途中相手の動きが止まる場面もあったが、本戦は引き分け。延長戦になると中段回しに加え、右の正拳も効果的に入り相手の動きは完全に鈍った。文句無い判定勝ち。次は玉川の試合。始まる前から表情が硬く緊張が伝わってくる。普段、道場の稽古では玉川が一番大きい体格になってしまうが、今回の出場クラスはもっと大きな選手が多く、玉川の対戦相手は身長体重とも玉川を凌ぐ。大きな相手に勢い良く攻めこまれ、突き蹴りで翻弄され良い所が無いまま技ありを二つ奪われたしまい一本負け。厳しい結果となったが次に向けて奮起してほしい。宮川の二回戦。一回戦に続き突き蹴りが良く出ており優勢に試合を進めていったが、途中宮川の突きが相手の下腹部に当たってしまい中断。再開後宮川の手数が極端に減ってしまい逆に相手に攻め込まれてしまう。残念ながら本戦判定負けとなってしまった。ファールカップを叩いてしまった時に右親指を突き指してしまったとのことで非常に残念な話だ。さらに技の正確性を磨いて再挑戦してもらいたい。
 福井からの参加はまだまだ少ないが参加するごとにみんなの実力が上がっていることが実感できる。次回もみんなの積極的な参加と活躍を強く期待します。
                                  
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極真祭写真
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