餅つき体験 レポート
2月22日(日)福井本部道場にて餅つき体験会を実施した。道場生のみんなとその家族や友人、知人と広く親睦を図りたいという事で大島支部長が企画したものである。前日から本部道場坪内指導員のお父さんと伯母さんにもち米の準備でお世話になり、さらに当日は朝早くから仕度をしていただいた。坪内指導員と大島支部長も早朝から準備にとりかかり、9時からは少年部とその父兄の方々を中心にぞくぞくと人が集まってきた。段取り良く、さっそくもち米が蒸しあがり最初の餅つきとなった。杵と臼を使っての餅つきはほとんどの子供にとって経験がなく、珍しさのため搗く順番を待つ行列が臼2台の前にでき上がっていた。小さい子供には重い杵を持ち上げるのは難しいかと思ったが、人が多くて嬉しい気持ちが高まっているためか大人の真似をして全員上手に搗いていた。餅がつきあがるとそれぞれがきな粉や醤油、あんこ、大根おろし、マヨネーズをつけては食べていた。子供たちが次々とおかわりをするので餅はあっという間になくなってしまい次に搗くまでの待ち時間には道場中をとびまわっていた。鬼ごっこをする者、道場の2階を探検する者、折りたたみ椅子を使って椅子取りゲームをする者、おしゃべりをする者など様々。そして、もちつきが始まるとまた我先に並び、搗きあがると餅をちぎったり、丸めたり、きな粉などをまぶす手伝いをしたりとみんな楽しそうである。食べっぷりも凄く、中には15、6個も食べたという子供もいた。たくさん搗いてたくさん食べてようやく一息ついた11時頃からは本部と成和・下六条支部の生徒達による演武が披露された。試し割り、型、組手と日頃の稽古の成果を参加者に見ていただき、一つ終わるごとにたくさんの拍手をもらっていた。最後は見ていた子供たちが板割りに挑戦。小さな子供たちも演武を見ていてすっかりその気になったのか次々と手を挙げて前に出て突きや蹴りを板にぶつけ、割れると嬉しそうに保護者の方へ戻っていった。
演武も無事終了し、大島支部長から大勢の人が参加してくれたことへのお礼のあいさつがあり、もちつき体験会を終えた。今年は更に福井支部全体が盛り上がっていくようにいろんなイベントを企画して行こうと思う。
餅つき体験 演武写真
国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
(C) IKO Fukui All right resaved.