国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
磯部師範による特別稽古 レポート
3月28日のK−1にエヴェルトン・テイシェイラとグラウベ・フェイトーザが4月5日のDREAMにアンドリュース・ナカハラが参戦するのに伴い磯部師範が帰国された。
試合と試合の空いている期間のうち、なんと3日間を福井支部での特別稽古に時間を割いてくださった。

3月31日(火)夜7:30〜10:00の稽古内容
準備運動
基本稽古 各30〜100本
前屈立ちと後屈立ちでの手技による移動稽古を各15種類
磯部師範からの言葉:人より早く強く(蹴りの場合はさらに高く)巧くやるんだ。時間がなくて100本で足りないなら100本全て2倍の力でやれば2倍に5倍の力でやれば5倍の稽古量になる。逆に100本を半分の力でやるなんてのはダメだよ。それならやらない方がいい。それから100本目に力を抜いても100本にはならないよ。それじゃあ99.5本とかになっちゃうよ。自分が苦しい時は人も苦しい、自分が怖い時は相手も怖いんだ。拳をしっかり握らないとダメだ、強く握ると握った手の中にエネルギーが満ち溢れるんだ。正中線、軸がぶれちゃいけないよ。独楽は回ってないように見えるけれど、まっすぐに回転しているから他の独楽(相手)を弾き飛ばす事ができるんだ。独楽の軸が曲がると変なほうに転がって行っちゃうよ。今やった基本はブラジルでは最低毎日自分でやっている、最低の本数だよ。今日の数より少ないんじゃダメ。

4月1日(水)夜7:20〜9:30の稽古内容
準備運動
基本稽古 各30〜100本
立ち黙想(立禅)について、結び立ちで姿勢を正しく立ったままでの黙想、目を閉じるとバランスを崩す場合は半眼で前方1m半から2mくらいに視線を落とす。
蹴りの移動稽古を各25種類
スタミナをつけるためのその場での片足連続蹴りなどのメニューを5種類

4月2日(木)夜7:30〜11:00の稽古内容
準備運動
基本稽古 各30〜100本
二人組で組手立ちからの技の掛け合い25種類
磯部師範の言葉:立ち方は大事だ。しっかりと立ち幅などについて正確に理屈で覚えるように。(壮年なので選手を目指すわけではないが師範のおっしゃるとおり3千本蹴れた方がいいのでしょうか。との質問に)3千本とはいわないが千本蹴れるなら蹴った方が良い、蹴れなくとも蹴れるという気持ちをもって稽古すべきである。

3日間の稽古には上記以外にも稽古方法のご指導やたくさんの言葉をいただいたが主だったものだけを抜粋しました。
今年2回目となる特別稽古も大変充実したものとなり磯部師範に心より感謝申し上げます。



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