国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
福井大学同好会 夏合宿レポート
2011年9月3日(土)~4日(日)
 9月3、4日に福井大学合宿が行われた。
極真空手を始めて日も浅く、当日は残暑の残る気温の中での稽古とあって不安を感じていた合宿であったが終始和やかな雰囲気であった。
 初日は基本稽古から始まり組手、筋力トレーニングと続いた。組手練習は合宿参加者全員で何度か相手を変えて行った。途中、用紙を回しお互いの長所短所をあげて再び練習に挑んだ。筋力トレーニングではチューブを用いたトレーニングや拳立てなどがあった。このような経験ははじめてだったのでとても新鮮で楽しく稽古に挑むことができた。稽古後はバスケットボールを楽しんだ。負けたチームは空気椅子の罰ゲームとあってか楽しみながらも必死だった。組手、筋力トレーニングでは前々から村中先生に指摘されていたスタミナ不足が顕著にあらわれ、課題の残るものとなった。稽古終了後は、ホテルに向かい各々好きに過ごした。夕食は海が近いホテルならではの海鮮料理だった。村中先生から炊飯器のご飯を残すなと言われ食べることも稽古のうちだということを教わった。入浴後、組手の大会の映像と自分の組手の映像を見て二日目の組手の稽古に向けて感想を用紙に書きとめた。全日本大会に出ている選手は技術、スタミナともにすばらしかった。出場選手は積極さが前面に出ており、逃げ腰になりがちな私とは対照的で改善点も見つけることができ大変勉強になった。今後は全日本大会に出ていた選手のような組手を理想とし常にそれを意識しながら組手の稽古に挑みたい。次の日も早朝稽古があるため早めに就寝して合宿初日は終了した。 
                                                            坂田 拓也
 合宿二日目は五時起床で、早朝稽古を行った。前日の筋肉痛なども残っており、朝起きるのがつらくもう一度目を瞑ろうかと思ったが、気持ちで乗り切った。
 まず初めに駐車場で車押しをした。50mほどの距離を押したが、上半身の力だけではほとんど進まず、下半身の力が非常に大切で、自分の力が足りないと先輩達が押すのをみて感じた。組手においても、下半身の使い方、粘り強さは大切だと思う。日々意識しながら鍛えていきたい。
 その後は二つに分かれて、サッカーを行った。こういったレクレーションを通じても先輩との親睦が深まり楽しい時間となった。その後朝食をとり、三国体育館に向かった。
 合宿二日目は組手を中心に稽古をすることになっており、昨日の稽古で互いの長所、短所を出しあった結果や、初日に撮影した自分の組手のビデオをもとに各々が、課題をもって組手を行った。
 数をこなすと苦しくなっていき、攻撃の手をゆるめてしまいそうになったが、先輩達の激励を受けながら、最後まで頑張れた。自分のやりたかった事も少しはできたのでよかった。
 自分は初心者で、何とかついていったという感じだったがこの二日間を終えて達成感のようなものを得ることができ、気持ちよく合宿を終える事ができた。
 ただその後しばらく筋肉痛などでつらい状態が続いたのは言うまでもない。
 今回の合宿では様々な課題が分かりこれからの普段の稽古で何を意識して挑むか、どのような稽古を重点的に行うかの具体的な目標ができた。
                                                            十松 和生
 
福井大学同好会 夏合宿写真
2011年9月3日(土)~4日(日)
 



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