国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
福井大学祭 演武 写真
2012年5月26日(土)
 
福井大学祭 演武 レポート
2012年5月26日(土)
 福井大学極真空手同好会は5月26日に開催された福井大学祭で演武を披露した。
 本部の佐藤先生が差し入れを持って応援に来て下さり、同好会OBの藤井先輩も助っ人として愛知から駆け付けて後輩を元気づけた。
 参加した道場生全員による正拳突き、上段廻し蹴りで演武を始めると、それまでまばらだった観客も気合の声に連れられ大勢集まり出した。最初に中学生の大橋が瓦3枚を猿臂で割ると割れた瞬間観客から大きな拍手が沸いた。続いてベトナム人留学生のタオとディンがそれぞれ瓦5枚を正拳と手刀で挑戦。日本に来て初めての体験だったが二人とも成功させた。次にOB藤井先輩による自然石割りを行なった。アナウンスが昨日福井大学構内で適当に拾ったものだと流すと観客から笑みがこぼれた。渾身の力で振りかざした手刀によって見事に真っ二つに割れ、観客のボルテージは更に上がった。演武も終盤に差し掛かかり坂田がキレのある下段廻し蹴りでバット折りを成功させた。そして福井大学祭では毎年恒例となっている観客の中から希望者を募って空手家をサンドバッグにするという企画が今年も実施された。希望者を募ったところ素人の大学生3人が挙手した。突きや蹴りがドスッ、ドスッと音を立てて殴られているにも関わらず平然とし全く動じない空手家に賞賛の拍手が送られた。最後の演武は四年生山本が頭突きによる瓦10枚割りを行なった。割る前から観客からは「痛そう…。」「頭で?本当に?」と驚嘆の声が漏れていたが山本が気合とともに瓦を粉砕すると、この日一番の拍手が山本に送られた。
 短い時間の中ではあったが観客の方に極真カラテの魅力を十分にアピールできたと思う。今後も福井大学極真空手同好会は極真カラテを地域の方々へ普及させ精進していく所存である。
                                                   村中 康浩
 



国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
(C) IKO Fukui All right resaved.